自分の軸を取り戻した人の話

自分の軸を見失うと、人生抜け殻になることを実感したので、軸を少しずつ取り戻してきた今、思うことを書いています。

10年続けていること、ありますか?


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10年以上続けていること、あなたにはありますか?まぁ、年齢の若い方は10年じゃなくても、5年とかでも構いません。

若い方なら子どもの頃から、年配の方なら若い頃から、続けていることありますか?

 

何か1つ、長く続けていること

 

続けるって、難しいですよね。

ダイエットのために毎日筋トレするぞとか、勉強のために1日10分は読書するぞとか。私もね、ほら。毎日ブログ書くぞって思ってたのに10日くらい空いちゃったし(笑)

 

でも、今の職場はもうすぐ10年経つし、子どもの頃から続けている趣味もあるし、こんな忍耐力とか集中力の低い私でも、続けていることがあるんですよ。

 

何でもいいんです。

 

それこそ、毎日筋トレとか勉強ができてる方は本当にすごいなって思います。でも、そういう立派なことじゃなくてもいいんですよ。

 

絵を描くのが好きとか、弾ける楽器があるとかでもいいし、旅行が好き、料理作るのが好き、写真が好き、服が好き、ゲームが好き、漫画が好き。何でもいいんです。

 

要は、

 

私は○○が好きな人間です。

 

って言い切れるかどうかなんです。

 

続けていること=人格

 

10年っていうのは「長く続けていること」のちょっとした基準に過ぎないんですが、そのように何年にも渡って続けていること、もっというと、

 

何年にも渡って変わらない自分の考え方とか価値観とか、好き嫌いとかって、自分の人格形成にダイレクトに関わってくるんですよね。

 

あなたにも、ありませんか?

 

続けようと思ったけど、できなかったこと。

何となく始めたのに、続いちゃってること。

 

前者は、なぜ続かないかっていったら、単純にあんまり興味ないからです。

後者はなぜ続くかっていったら、楽しいからです。あるいは、心からそれが必要だと思っているからです。

 

続くか続かないかって、結局好きか嫌いかなんですよね。

 

そして、それは自分の人格を作るために重要なところだと思います。

 

そう、好き嫌いが人格を作るんですよ。

私はそう思います。

 

好きなことはしんどくても続けられる

 

筋トレを続けられる人は、ダイエットや健康に対してストイックだったり、どうしても痩せたい!っていう強い意志がある場合ももちろんありますが、そもそも筋トレが楽しいからっていうのもあると思います。どんなに強い意志があっても、そこにほんのわずかでも楽しさがなければ、続けるのは相当難しいです。

 

もちろんそれでも粘り強く続けられる人もいると思いますが、私を含めた大多数は凡人ですから、楽しくなければ挫折します。

 

例えば私はもともと絵を描くのが好きな人間なのですが、今の仕事はデザイナーですから、結構絵描きに近い仕事ではあります。

厳密にいうと、アートとデザインは似て非なるものなのですが(笑)、綺麗な画面を作りたいという思いがあるので、そのためにしんどい作業や面倒なことが発生しても、あんまり苦痛になりません。

 

そりゃ病みかけたことも何度もあるし、徹夜したこともあるし、月の残業時間が余裕で100超えるのが普通って年もあったし(今は禁止(笑)、体も壊したし、泣いたこともあるし、喧嘩したこともあるし、楽な仕事じゃないですよ。でも、辞めたいと思ったことはないんです。

 

これ、たぶん絵とかデザインに興味ない人だったら、続かないだろうなって自分で思います。

 

逆に、営業は絶対にやりたくないです(笑)

人と接するのがもともと苦手なのもあるし、お金の計算が本当に苦手なので、これが本業になったら1年、いや半年で挫折する自信があります。

 

でも、営業職でバリバリ働きたい!売上達成できたらめちゃくちゃ嬉しい!お客さんと話すの楽しい!って方も、いますよね。

 

人それぞれ、好き嫌いや得意分野があるんです。

 

かっこよくなくていい

 

何かを続けるにあたっては、別にかっこいいことじゃなくてもいいんですよ。

 

いや、かっこいいことじゃないと嫌だってことなら、それがあなたの価値観であり好きなことですから、何かかっこいい趣味とか仕事を始めたらいいのかもしれませんね。

 

スポーツができたり楽器が弾けたりしたら、かっこいいかもしれません。営業職は花形って言いますから、営業でバンバン売上を上げてやろうっていうのもいいですね。

 

私は今は二次元ヲタに戻りつつありますから、別にかっこよくも何ともないですが、もともとそういうのが好きだったその結果が、今の仕事ですから。

 

好きなら何でもいいんですよ。

楽しければいいんです。

 

続けられること、好きなことが見つからないなら

 

それでも、昔から何を始めても続かなかった、何に対しても熱くなれなかった、って方もいると思います。

 

子どもの頃に、親が何でも決めてしまったり、厳しい学校や部活に入ってたり、何でもできるすごい友達がいたりすると、自分の意志で物事を決める習慣がつかず、自分でも何が好きなのか分からないまま大人になってしまうこともありますよね。

 

でもね、軸の話をしたときにも書きましたが、軸のない人間はいないんです。見えていないだけなんです。子どもの頃から、あるいは若い頃から、いろいろな外敵から身を守るために隠してしまったあなたの個性がどこかにあるんです。

 

→軸の話の記事

 

親に禁止されたけど、本当はやりたかったこと、ありませんか?

 

本当は好きなんだけど、友達と話が合わないとか友達からのウケが悪いからやらなかったこと、ありませんか?

 

本当はやってみたかった部活、ありませんか?

 

好きなこと、やりたいことがはっきりしない方っていうのは、何か制限をかけているんだと私は思います。なぜなら、私がそうだったから。

 

でも、もう自分で決めていいんですよ。

 

こんなことが好きだって言ったら引かれるかなとか、親に反対されるかなとか、考えなくていいです。

 

それがちゃんとした仕事につながったり、趣味の範囲であれば、誰も反対なんかする権利ありませんよ。もちろん、人に迷惑をかけることはダメですけどね(笑)

 

本当にそれが好きなのか

 

ただし、思いつきで行動するのはなるべくやめましょう。今は熱中できていても、それが10年後でも同じくらいの熱を持って続けていられると、言い切れるかどうかを考えましょう。

 

本当に好きなら、何年でも続けられます。

 

「本当に好きなの?」って、何度も自分に問いかけてみてください。

 

本当に好きなら、何度聞かれても自信を持って「ええ、好きですよ」と答えられます。

 

自分の進みたい道を間違えないように、考えていきましょうね。